加子母木匠塾のブログです。平成7年から当時の加子母村を拠点に、森林や林業と深い関わりのある地域で木造建築をテーマに、自然や地域社会の中に溶け込みながら、今までに延べ1000人以上の大学生が加子母で木造建築に真剣に向き合っています。


by 加子母木匠塾

京大・工繊チームの制作物について

今日のブログは京都大学三回生の小坂が担当させていただきます。

今年の京大・工繊チームの制作物である松屋母屋北側と西側の改修は、無事作業を終え、竣工することができました!

西側は新たな柱と扉を付け加え、建具の調整を行いました。
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北側は基礎から始まり、既存に新たな軸組を加え、屋根、土壁、板壁、扉を制作しました。
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京大・工繊チーム総勢53名で臨んだ改修が無事形になり、とても嬉しく思います。
また本年度共に改修にあたった金沢工業大学・滋賀県立大学・京大工繊をはじめとする様々な大学が、6年間それぞれの形で松屋に携わり、本年度ついにひとまずの完成を迎えられたことに感動せざるを得ません。
今まで松屋改修にご協力いただいた全ての方に感謝しています。本当にありがとうございます。

加子母木匠塾に参加し、木に触れ学びながら過ごすことで、今年もまた素敵な夏の思い出ができました。メンバー1人1人が貴重な経験をすることができたのではないかと思います。

京大・工繊チームは来年度も加子母木匠塾に参加しますので、今後もよろしくお願いいたします。
また来年、加子母に帰ってくることを楽しみにしています!
by kashimokusho | 2016-08-29 20:45 | 2016年度