2017年度東洋大学制作物について
2017年 08月 07日
1.制作物について
敷地は道の駅の隣に位置するふれあいやかた かしもに施工します。ふれあいのやかたは都市からの来訪者と地域の方々との交流拠点となる場所です。加子母村について知ることができたり、私たち木匠塾生も、毎年こちらで合宿をさせていただいています。

ふれあいのやかたのある岐阜県中津川市加子母村は、三大温泉としても有名な下呂温泉への中継地点にもなる場所です。都心から下呂へ行くために、バスで中津川インターを降りた後、加子母村での乗り換えが必要です。しかし、2.3時間の待ち時間があります。そこで、マウンテンバイクのレンタサイクルが始まりました。ふれあいのやかたと道の駅に7.8台ずつ設置し、加子母村の豊かな自然、鮮やかな景色と観光スポットを回ることができます。

昨年木匠生がマウンテンバイクで加子母を回った時の様子です。
マウンテンバイクに乗って自然を駆け巡ることができます。坂道では景色を一望でき、爽快でした!

加子母むらづくり協議会からのご要望のもと、そのマウンテンバイクを収納するための倉庫の制作を担当させていただくことになりました。
熊澤建築事務所さんのご協力のもと制作を行なっていきます。
マウンテンバイクが見えつつも防犯の面も考えるというコンセプトで設計してきました。マウンテンバイクのディスプレイが際立つようにシンプルな設計を心がけました。壁面二面を格子にすることによって防犯性を兼ね備えつつなおかつ綺麗に中が見えるようになっています。
この倉庫によってマウンテンバイクを利用してくれる人が増え、さらに地域が賑わうことを目指します。
色のついたところが今回施工するマウンテンバイク倉庫です。

壁面のスタディを何度も重ねてきました。

様々な自転車のディスプレイ方法を実際に模型を作って検討しました!

下は、格子の大きさや壁の入り方を何パターンか作り、外からの見え方を検討しています。

そして!本日ちょうど1/10の模型が出来上がりました。

2.今までの活動
週に一度の定例会と、6月から8月にかけて四度の加工練習、木についての勉強会を行なってきました。
1回目の加工練習は馬を作りました。

格子の一部を実際に作ってみました!

最後に本工期に向けて実際に設計に携わったメンバーからの意気込みです!
幹事 本工期の2週間、東洋大学らしく楽しく、一生懸命に工期内竣工します!
加子母の皆様、今年もよろしくお願いします。 西谷 俊則
副幹事 みんなで楽しく工期内竣工します。 城所 妙佳
副幹事 メリハリ一番!楽しんで盛り上げてしっかり竣工させるぞ! 馬場 聖子
副総幹事 今年も友達100人作ります! 渡邉 雅大
設計 目指せ!工期内竣工!木は友達! 宇野 泰弘
設計 絶対竣工させるぞ! 櫻井 優輔
棟梁 俺のいうこと聞かないと建たないぞ! 竹内 亘
棟梁 安全第一!竣工させるぞ! 大沼 未季

東洋大学は昨年制作したお祭り櫓を組み立てると共に、30日のなめくじ祭りにも参加させていただくことになりました。メンバーの一部は8月11日から、31日まで長い間お世話になります。また、活動するにあたって電通育英会様からご支援頂いています。至らないところも多々あるかと思いますが、精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。
東洋大学 本野 八木