2018年度 京都造形芸術大学 制作物竣工
2018年 09月 10日
今年度 京都造形芸術大学の制作物である松屋に設置するテーブルと収納BOXが完成いたしました。
これからの松屋の利用の仕方について考え、
どんな人にでも、人数に合わせて使ってもらえるように、と組み立てや持ち運びが簡単に出来るよう設計しました。
プレ工期から本工期前半にかけて試作を行いました。
本工期後半より本制作に取り掛かりました。
家具は人の手に触れるものであるため
加工の精度を高め、細部にまでこだわって加工・組み立てを進めていきました。
怪我や体調不良等で途中少し作業に遅れが出ましたが、
無事本工期中に竣工することが出来ました。
作業以外では、地域交流イベントやお祭りに参加して
地域の方々や他大学の木匠塾参加生との交流を深めることができました。
そのほかにも川遊びや花火をしたりと、
平成最後の夏にとてもたのしい思い出ができました。
2週間という短い期間でしたが、
普段とは違う環境であることや、作業の大変のため
ストレスに感じることやしんどい思いをすることも
たくさんあったかと思います。
ですが、制作物の竣工や2週間の共同生活を経て
いろんなことを学び、たくさんのことを得ることが出来たのではないでしょうか。
最後にはなりますが、担当工務店の中島工務店様、
お施主様のNPO法人加子母むらづくり協議会様をはじめ地域の皆様にはたくさんの暖かいご支援をいただき、
10月には来年度への引き継ぎが行われ、またたくさんご迷惑をお掛けすることがあるかとは思いますが、
これからも加子母木匠塾、ならびに京都造形芸術大学をよろしくお願いいたします。
京都造形芸術大学 大前