加子母木匠塾2020「渡合再整備・活用計画アイデアコンペ」実施要綱

概要
 加子母木匠塾の大先輩たちが、自然の中で共同生活を行いながら木造建築に向き合う活動を始められたのが加子母の渡合。かつて加子母裏木曽国有林から伐出される木曽ヒノキの良材を集積・搬出する拠点で、昭和40年代にはキャンプ場が運営を開始し、森林レクリエーションの拠点としてもにぎわいをみせていた。平成8年には、国有林の施設の払い下げを受け、加子母木匠塾の活動拠点として施設の整備が行われたが、平成14年の山地崩壊により林道が数年間寸断され、徐々に渡合が利用されることが少なくなってしまった。
 現在、2027年開通予定のリニア新幹線の駅が中津川市に開設されることを契機に、加子母でも地域資源を活かした魅力の発信を検討しており、加子母の歴史や自然を象徴する渡合地区の再整備計画が考えられている。
 渡合地区は日本の原風景とも言える自然林に囲まれた山の中にあり、インターネットが届かない環境である。ここではスマートフォンを手放し、時間を気にせず過ごすことができる。情報化社会によって目まぐるしくなった現代社会に必要な、「一息つくことのできる“心休まる空間”」を渡合では創り出すことができるかもしれない。そんな渡合の未来を構想し、再整備を想定した提案を学生の視点から多角的に考えてもらいたい。
 提供された情報や各自調べた事から、問題設定・提案を柔軟に捉えてもらい、実現を見据えた具体的な提案、渡合の将来を構想した空想的な提案をしてもらうことを望む。実現の可能性や実現期間についての妥当性も適宜判断すること。

計画条件
 この敷地は林野庁が所管する国有林野内であり、かつ県立自然公園にも指定されており、自然風景を保護するため、実際に立木の伐採、土地の形質変更等の開発行為等を行う場合は、法律又は条例に基づく申請手続等が必要となることは念頭においてほしい。
 なお、現在国有林から借り受けている敷地は、旧製品事業所(渡合ランプ村)と旧キャンプ場管理棟の建物のみ中津川市が借受けており、同エリア内の森林空間の利用については許可を得ている状況である。
 様々な諸条件があるが、今回の計画にあたっては渡合エリアのポテンシャルを十分に活かせる夢のあるビジョンを期待する。

応募条件・留意点
・建築、設計、絵画、写真、グラフィック、立体作品など、表現方法は自由である。
 図面の要求はしないが、適宜必要な図面をレイアウトする。
・各大学2案までとする。
 各大学で2案以上の提案がある場合、学内で絞り込む。
・応募資格は加子母木匠塾生のみで構成されたグループ又は個人のみとする。
・本コンペ入賞作品の著作権は応募者に帰属するが、入賞作品に対してその発表および雑誌等への掲載に関する優先的権利は主催者が保有する。また、著作権の実施に対する交渉権は主催者が専有し、実施の場合の著作権料は主催者と協議決定する。

スケジュール
 応募締め切り   2020年10月15日(木)23時59分まで
 地域内講評会   2020年10月23日(金)19時30分〜
  地域の方に提案を見てもらい、オンラインで質疑応答やアドバイスをしていただく。
  これを踏まえたブラッシュアップの期間を設け、講評会に向けて再提出を受け付ける。
 講評会      2020年11月15日(日)13時00分~
  木匠塾OBの大学関係者に審査員をお願いし、審査と講評会を行う

提出
 提案をA2サイズ2枚(420×594mm)に収め、わかりやすい表現で自由にレイアウトする。
 PDF形式で加子母木匠塾のGoogleドライブの指定のファイルに提出する。

 最優秀賞1点、優秀賞2点 賞金・賞品については調整中

審査員
 柳澤究(京都大学大学院 工学研究科 建築学専攻 准教授、1999年度幹事 京都大学)
 堀賢太(堀賢太建築設計事務所 代表、2007年度総幹事 京都大学)
 土井脩史(京都橘大学 都市環境デザイン学科 専任講師、2007年度 京都大学)
 
 ■地元関係者(指導工務店等)
 加子母むらづくり協議会(かしも木匠塾実行委員長)中島紀于
 (株)中島工務店 (株)熊澤建築事務所 (株)辰喜建築工芸 (協組)東濃ひのきの家

 ■渡合地区関係者
 ランプの宿 渡合温泉 どあい自然学校 (一社)aichikara 他

参考
 渡合の現状の様子(2020年5月28日)
加子母木匠塾2020「渡合再整備・活用計画アイデアコンペ」実施要綱_e0409566_17453308.jpg

加子母木匠塾2020「渡合再整備・活用計画アイデアコンペ」実施要綱_e0409566_17453226.jpg

加子母木匠塾2020「渡合再整備・活用計画アイデアコンペ」実施要綱_e0409566_17453232.jpg

加子母木匠塾2020「渡合再整備・活用計画アイデアコンペ」実施要綱_e0409566_17453151.jpg

加子母木匠塾2020「渡合再整備・活用計画アイデアコンペ」実施要綱_e0409566_17453164.jpg

加子母木匠塾2020「渡合再整備・活用計画アイデアコンペ」実施要綱_e0409566_17453338.jpg


# by kashimokusho | 2020-10-15 17:59 | 2020年度
滋賀県立大学加子母木匠塾です。

新型コロナウイルスの影響で例年とは全く違う活動となってしまいました。加子母へ行くこともできずなかなか思うようにいかないこともありました。

ですがその中でも今私達ができる活動を行っておりました。

今回は2020年度の活動をご紹介します!!

5月 新入生入塾
来校禁止となり、SNS中心での宣伝となりました。
今までと全く違う形の勧誘に戸惑いつつありましたが、無事に新入生が入塾してくれました。ありがとう!

6月 SNSイベント もしもしかしも
加子母の良さをSNSでアピールするイベント。
県大が見事一位を獲得しました!
加子母の良さを伝えられる素敵な機会でした。

7月 渡合設置予定ベンチ案コンペ
渡合に設置するベンチのコンペをオンラインで行いました。対面ではないため難しい所もありましたが、無事に案が決定しました。

8月 道具講習会、継手講習会
ついに!!大学から許可がおり対面の活動を行うことができました!!コロナ対策をしっかりしつつ皆て作業をできることに感謝しながら作業を行いました。一年生にとっては初めての活動でしたが、緊張しながらも丁寧に取り組んでくれました。

そして現在ベンチの制作を行なっております!!
活動中の様子をこれからも投稿していこうと思うので是非見ていただければ嬉しいです😊
2020年度滋賀県立大学加子母木匠塾_e0409566_19071319.jpeg
        ↑一部写真をお見せします😊

そして自粛期間を通して改めて活動できることが当たり前ではないということを感じました。いつも活動を応援してくれる方々への感謝でいっぱいです。ありがとうございます。
これからも加子母木匠塾、そして滋賀県立大学加子母木匠塾をどうぞよろしくお願いします!

ここまで見ていただきありがとうございました!

                 2020年度広報





# by kashimokusho | 2020-10-14 18:52 | 2020年度
今年度の加子母木匠塾の活動について岐阜新聞さんに取材していただきました。
ご心配をおかけしている皆様に、今の現状をお伝え出来る記事かと思います。
ぜひご覧ください。

2020年度の活動について ~岐阜新聞~_e0409566_19231188.jpg

# by kashimokusho | 2020-09-01 19:16 | 2020年度

加子母木匠塾OBの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

平成7年に始まった「加子母木匠塾」も今年で26年目を迎えました。

ただ今年は、新型コロナウィルスの影響によりこれまでどおりの活動は困難ですが、現役の学生たちも受け継がれてきた木匠塾の活動を絶やさぬよう模索している状況です。

そんな折ではありますが、現在直近の3代の総幹事が中心となり、OB・OGの皆様方の交流を深めていけるよう「加子母木匠塾同窓会(仮称)」の設立の準備を進めています。設立の趣旨は、会員の親睦を深めることと、加子母地域や木匠塾の活動サポート等を目的としています。

その他具体的な内容については、今後皆様方にご意見をいただきながら進めていきたいと考えておりますが、まずは皆様にご賛同いただき、連絡網となる名簿の整理が必要となっています。

つきましては、新たに製作したホームページ内に「同窓会登録サイト」を設けましたので、同期の方々にもお声掛けいただき、ご登録いただきますようにお願い申し上げます。


 2020年7月吉日

  

 発起人 2019総幹事
       松井茉優(京都大学M2)

     2018総幹事
       原田佳苗(名城大学M2)

     2020総幹事
       池田拓海(東洋大学B3)

     事務局
       伊藤満広 


【加子母木匠塾HP】はこちらです




【同窓会名簿登録フォーム】はこちらです 




# by kashimokusho | 2020-07-14 18:10 | 同窓会

2019年度、京都大学・京都工芸繊維大学チームはB&G海洋センターに東屋を制作し、
無事竣工を迎えることができました。

2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18053763.jpg


ここで、竣工までの流れを振り返ってみたいと思います。



前期では、基礎コンクリートの打ち込みや、木材の加工を行いました。

写真は、生コンを打ち込むための型枠を設置している様子です。
2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18053654.jpg

次の写真は、中島工務店さんの加工場をお借りして、木材の加工をしている様子です。
ノミとゲンノウを使いながら継手を作ります。
2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18053762.jpg



後期では、前期の間に加工した木材を調整しながら組み立てていく作業をしました。

2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18053771.jpg
2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18053744.jpg
地道で難しい作業ですが、その分うまくはまった時の達成感はひとしおです。



9月、10月幹事会では、ベンチの座面の切り出し、取り付けを行いました。

2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18343699.jpg
2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18343732.jpg



11月幹事会では、破風の取り付けを行いました。

2019年度京都大学・京都工芸繊維大学制作物 竣工_e0409566_18384633.jpg


残念ながら本工期中の完成はかないませんでしたが、
11月幹事会にて無事竣工を迎えることができました。

この東屋が、たくさんの人に使われ愛される場所になることを願っています。



最後になりましたが、お世話になったお施主様、工務店の方々、
そして温かく見守ってくださった地域の皆様に、厚く御礼申し上げます。

今後とも、加子母木匠塾ならびに京都大学・京都工芸繊維大学を、何卒よろしくお願い申し上げます。




京都工芸繊維大学 広報補佐 樋口

# by kashimokusho | 2019-11-18 18:40 | 2019年度